おいしんごがそれっぽく語ってみた

四国の真ん中、高知県本山町の役場で林業担当をしています。森林のこと、環境のこと、社会のことなど、日々学んだことや考えたこと、感じたことをそれっぽく語っていきます。

2016-01-01から1年間の記事一覧

今年はこんな本を読みました。

今年はこれだけの本を読ませていただきました。 https://elk.bookmeter.com/users/638905/books/read 以下、紹介したい5冊をつらつらと書いていきます。 舞姫通信(重松清 新潮文庫1999年) みんな、どんなふうに働いて生きてゆくの?(西村佳哲 弘文堂2010…

人を信頼して生きるしか、やりようがないらしい

ここ最近よく考えていることは 「周りの人にめちゃくちゃ支えられて生きられてるなぁ」 ということです。 ほんとに人に頼って頼って、いろんなことがなんとかできてるなぁという感覚がめちゃくちゃ強い。 信頼については過去にこんな風に書いていました。 「…

限界にぶち当たりに行く

大学4年である。 就活はしていない。一応卒業後どうするかは考えてあるけど、どうやら一般的なルートには乗りそうもない。 漠然とやりたいことや熱意はある。好きなこともある。 それだけで動いているようなものだ。 安定的に生きていこうという気持ちは、な…

誰でも感動できる数学ノンフィクション小説!を紹介

ずっと読みたかった本の一つを読み終えました。 サイモン・シンの『フェルマーの最終定理-ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで』です。 高校と浪人でお世話になった塾の塾長がおすすめしていて、いただいた本でしたがなかなか読めませんでしたが…

選挙はゴールじゃないだろ ―ナチスは民主主義によって生まれたんだという歴史の重さ―

今月のDays Japan(9月号)のおしどりマコさんの連載記事に、民主主義に対する非常に重要な内容が述べられていました。 これは先日の都知事選の最中に書かれたネット記事にも似た内容で述べられています。 oshidori-makoken.com 今回はそんな記事や意見に触発…

マチモノ-街の木を活かすものづくりの会-のご紹介

今日は世田谷美術館で行われていた、「街の木を活かすものづくりの会(マチモノ)」という団体の展覧会に行ってきました。 マチモノを知ったのは、6月頭に東京農業大学で行われた「森林と市民を結ぶ全国の集い」(森づくりフォーラム主催)というイベントでし…

「いま」という時代とそこに生きるわたしたち-『赤朽葉家の伝説』を読んで

桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』を再読した。 ここに描かれた現代という時代とそこに生きる若者像が、2006年に描かれたものであるのに、今日の自分に重なるようで感動した。 現代という時代を冷静に、忠実に捉え、そこで生きる若者の心象を、誇張もせず素直に描…

一瞬でもいいから「生きたい」と思いたい

4月末に放送されたETV特集「生き抜くという旗印~詩人・岩崎航の日々~」を見た。 www4.nhk.or.jp 筋ジストロフィーという難病を患い、40歳の現在ベッドに寝たきりで生活のほぼすべての活動が人に助けてもらわないと生きていけないという生。 こうした、ある…

しあわせになるために生きているとは本当だろうか

あなたは幸せですか。 幸せになろうとしていますか。 あなたにとって幸せとはなんですか。 たくさんの、夢を語る人や自己啓発の言葉たちは、幸せになるため、幸せに生きるために行動を変えたり考え方を変えたりということを促します。 こうした数々の言葉に…

新入生の、あの"キラキラ感"はなんなのだ

新歓時期ですね。 ぼくは4年なのですが、ちょろちょろ新歓にも顔出して新入生と話す機会もいくらかあります。 そこで感じる、新入生独特のキラキラ感。 これはどこから生まれているんだろうと、素朴にも思ってしまいました。

ワンゲル3年間の軌跡③

②から続きます。 3年(2015年度) 3年になりました。いよいよ最終学年として気持ちも引き締まり、期待と不安でいっぱいです。 どんな部にしていこうか、どんな部運営をしていけばよいか。 部員のためになにができるか。 手探りながらも愚直に進すんでいことい…

ワンゲル3年間の軌跡②

①に続きます。 2年になりました。 後輩ができ、山行のリーダーも任されるようになりだんだんと部というものを考えるようになりました。 山行回数も増えてワンゲルに費やす時間がだんだんと増えてきます。 それにつれて仲間とのつながりもだんだん強まってい…

ワンゲル3年間の軌跡①

昨日追いコンを終え、我がワンゲル部史に終止符が打たれました。 3年間、本当に濃密で実りある時間を過ごせたと思っています。 今日はそんなワンゲルの3年間の軌跡として、入部からどれだけ山に登ったのかを振り返ってみたいと思います。

就職活動ってもっと柔軟に考えられないか―自分の人生の選び方

4月になりました。 一浪のぼくの高校のころの同級生は今日から社会人生活をスタートさせています。 また大学4年生になるぼくの大学の同級生は就職活動に励んでいます。 そんな時期なのもあって、ここ最近就職、もっと言うと「働く」ということについて友達…

春の芽吹きを感じてきました@東京農工大学府中キャンパス

春です。 サクラも開花し、陽光も暖かく、いよいよ春ですね。 しかしみなさん、サクラの花ばっかり見ていませんか? 周囲を見渡したら、春の芽吹き、春の息吹があちこちに転がっていますよ。 今日は、天気もよかったので、私が通っている東京農工大学内を散…

学問は僕を救ってくれた

皆さんは何故、勉強していますか? 意識高い人、高くない人、限らず。 小学校から始まって、中学、高校、そして大学。受験を何度もした人もいるでしょう。 大学では専門的になり、将来の仕事のために勉強しているという人もいるでしょう。 勉強が好きな人も…

人間・岡本太郎から見る「生きる」こと

岡本太郎と聞くと何を思い浮かべるだろう。 大阪万博における象徴的モニュメント「太陽の塔」。あの巨大で奇妙な骨格を思い浮かべる人は多いだろう。 または「芸術は爆発だ!」という言葉。時のCMでも使われた言葉ではあり、言葉として知っている人は多いだ…

「生きる」ということに真摯に向きあった作品 映画「セイジ~陸の魚~」

「セイジ~陸の魚~」という映画を観ました。 高校のころに初めて観て、強烈なインパクトと余韻を残した作品です。友達におすすめ映画を訊かれた時にも必ず挙げる作品にしています。今回観るのが3度目です。 改めて観て、その内容の奥深さと精巧な描き方に胸…

「あひるの空」が面白すぎる

私、おいしんごは漫画が大好きで、たくさんの種類読んでいるわけではありませんが、日常的に色々と読んでいます。 その中でも今続きが一番気になる漫画は「あひるの空」です。 あひるの空は少年マガジンで2004年より連載しているバスケ漫画です。作者は日向…

くりこま高原自然学校での体験を振り返る

2月10日から本日3月7日まで、宮城県の北西部、栗原市耕英の山奥のくりこま高原自然学校にボランティアスタッフとして入ってお世話になってきました。 計26泊27日。長かったですねー。 代表の佐々木豊志さんと色々お話したかったというのと、自然学校という現…

おいしんごのプレイリスト-みなさんはどんな音楽を聴いていますか?

みなさん音楽聴いていますか? 音楽はいいですね。高校ぐらいからずっと音楽に救われてきました。支えられてきました。もうウォークマンが手放せません。 ジャンルも色々ありますね、ポップ、ロック、ジャズ、クラシック、レゲエ、などなど僕は基本的に邦楽…

障害をもつ人も生きやすい社会になればいいなと思う

小さいころから、障害を持つ人への差別や蔑視に、人並みならぬ憤りを感じていたように思います。人ごみの中で大声をあげる人や、身体・言語障害を持つ人を笑いものにしている同級生に対して、きょうれつに腹を立てて握りこぶしを作っていたことを思い出す。 …

「価値」があればすべて稼ぎにつながる、というのは本当だろうか。

今日は、少し経済的なことについて。 経済学とかかなりの素人なので、ツッコミある人は是非いただきたいです。 今回考えたいのは「『価値』あることはすべて稼ぎに結びつくということは本当か」ということです。 それは言うなれば「非生産的な経済」の領域に…

やっぱり自然学校は面白そうー先駆者2人の講演を聴いてー

今日はこちらに参加して、講演を受けてきました。 農工大の降旗先生より、現在の環境教育論について。 国際自然大学校(NOTS)校長の藁谷先生より、自然学校の経営論について。 お二方とも非常に興味深い講義をしてくださり、あっという間の講演でした。

共同出資という希望―沖縄 奥地区「奥共同店」の取り組みより―

先日ETV特集で放送された「沖縄の心(くくる) 共同店物語」(2015/12/5放送)を見ました。 沖縄の小さな集落で行われてきた、地域のあり方。とても魅力的でした。 その内容から感じた、これからの経済のあり方を少し掘り下げて考えてみたいと思います。

「広河隆一 人間の戦場」を観てきました。

http://ningen-no-senjyo.com/images/social_banner.jpg 本日はこちらを観てきました。 フォトジャーナリストのドキュメンタリー映画です。

本の内容、確実に理解していますか? 

私は今、大量に本を読んでいます。暇あらば読んでいます。ゼミなどもあるので4冊を並行して読んでいる状況です。 学生に人は学年が上になると本を読む量も増えてくると思います。学生でなくとも、社会人になって自分の職に関する本や時事問題の本を読む機会…

八木仁平という男

こんにちは、おいしんごです。 年が明けましたね。2016年もおいしんごをよろしくお願いします! さて、現在地元高知に帰省している私ですが、今日は高校の同級生でもあり、学生プロブロガーとして良ブログを量産し、じゃんじゃん稼いでいる八木仁平に会って…