おいしんごがそれっぽく語ってみた

四国の真ん中、高知県本山町の役場で林業担当をしています。森林のこと、環境のこと、社会のことなど、日々学んだことや考えたこと、感じたことをそれっぽく語っていきます。

れいほくTVさんに記事を掲載していただきました

ずいぶん前になってしまいましたが、地元工務店の藤川工務店さんが運営されている嶺北地域紹介メディアれほくTVさんに取材していただきました。

今回はそちらを紹介したいと思います。

 

記事はふたつのテーマで載せていただきました。

ひとつめは、移住に至る経緯や移住してみての感想について。

www.reihoku.tv

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自分は地方移住が目的だったわけではなく、林業の現場で働きたいという想いが先に会って、たまたま本山町の方との縁ができたので来たという感じでした。そのあたりの経緯を書いていただきました。

 

また、移住しての感想として「一人ひとりの存在感の大きさ」を感じるという話もしています。

地方は人が少ないので一人ひとりの役割も大きいし、本当に「この人がいるから回っている」という事柄があちこちで見られます。

それって逆に言えば大き過ぎる責任という方向にも考えられるのですが、その辺のマインドをうまく(あまり「地域のために」となりすぎないように)コントロールしながら、地域でのポジションを探っていけば、大きな生きがいも得られるのかなと感じています。

 

地方は本当に人手が足りてないので、自分の得意なこと、好きなことと、地域のニーズみないたのが結びつくと小さなビジネスでもそれなりの形になっていくような気がします。そうやって強かに生活している移住者がたくさんいるので。

 

そんなお話をしています。

 

 

二本目は、林業について。

www.reihoku.tv

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協力隊時代の活動と、現在役場職員としての仕事内容について書いていただきました。

 

自分のところをいうのも変ですが、本山町の地域おこし協力隊はとても自由度が高くて、かつ3年後に向けて動き出せるようにきちんと支援してくださるのでとても理解のある役場だなと思っています。

自分も協力隊時代、いろいろと研修を受けさせていただいて、それが今の仕事にもつながっています。

 

また、市町村の林業職員という立場の話も少ししています。

環境譲与税をはじめ、現在市町村が担う森林・林業に関する業務(林業に限らないのですが)はとても大きくなっています。ですが、市町村で技術職を置いているのは少数の大きな自治体のみで、本山町のような小さな自治体ではそういう専門職、技術職のポストはありません。自分のような大学で森林科学を学んだ人材の就職先として市町村役場というのはほとんど考えられないというのが現状です。

 

そうした矛盾を改善すべく、役場に掛け合って、臨時職員という立場ですがポジションを作っていただいて今に至るという感じです。

ありがたいことに自分の提案もいくつか受け入れてくださっていて、色々と新しい動きが始まっています。

取材当時は策定途中だった、本山町森林・林業ビジョンも今年の3月に無事策定することができました。

ご興味ある方はぜひ読んでみてください。

www.town.motoyama.kochi.jp

 

 

れいほくTVさん、素敵な記事を掲載していただいてありがとうございます。

自分以外の記事も、嶺北地域で活躍されている方々の記事が掲載されています。ぜひご覧ください。

 

おいしんご