おいしんごがそれっぽく語ってみた

四国の真ん中、高知県本山町の地域おこし協力隊(林業振興活動員)として活動しています。森林のこと、環境のこと、社会のことなど、日々学んだことや考えたこと、感じたことをそれっぽく語っていきます。

本の内容、確実に理解していますか? 

私は今、大量に本を読んでいます。暇あらば読んでいます。
ゼミなどもあるので4冊を並行して読んでいる状況です。

 

学生に人は学年が上になると本を読む量も増えてくると思います。学生でなくとも、社会人になって自分の職に関する本や時事問題の本を読む機会が増えてくると思います。

本に限りませんが、文章を読む際にそこに書かれていることを的確に把握するという能力は、必要不可欠です。

 

これは「論理力」と呼ばれる力です。

 

これがあれば、正確に内容を把握するだけでなく、頭に残りやすい、速く読める、文章の書き方、さらには話し方も変わります。

 

みなさんは論理的に文章を読めていますか?

 
大量に本を読んでいる私ですが、高校のころ一番苦手だった科目は国語です。古文漢文が絶望的にできなかったのもあるのですが、現代文も苦手でした。
小学校のころから小説などはよく読んでいたので、本を読むこと自体に抵抗はなかったのですが、量読んでも一向に成績が上がらない。
入試の現代文は実際に楽しんで読むのとは違う力を試されてるんだとか言って現実逃避していました。

 

しかし、大学に入って元予備校講師の出口汪さんの現代文参考書に出会い、文章というには正しい読み方というものがあるのだ、ということを学びました。
つまり、論理的に読むというある意味テクニックがとても重要だということに気が付いたのです。

 

何冊か出口さんの参考書で論理力を鍛えた後、論理的に読むことを意識しながら本を読むようになると、今までとはまったく違う、頭にも残るし、速くも読めるという読み方ができるようになりました。
さらにその読んだ本をまとめるという作業にする時も、論理を追えているので非常に簡単にできる。

 

今までやみくもに本を読んでも結果が出なかったのはこういうことだったのです。

今日はその論理的に読むとはどういうことなのかを、ざっくりと紹介したいと思います。

 

しかし、論理力は実際にこなしながら身につけていく力なので、本当に身につけたい人は出口さんの参考書を買って読んでみてください。
ブログの最後にその紹介もしておきます。

 

 

1.文章とはこう作られている。

新書などの何かを説明している文章や本(中学受験では説明文、大学受験では評論)の中身をめちゃくちゃ簡略化すると以下のように構成されています。

 

主張(A)+説明(A’)

 

そんなの当たり前だと思うでしょう。でもこの当たり前を認識しておくことがとても重要なんです。

このAとA’の関係は、Aがより抽象度の高いもの。A’は具体的なもの、または理由などと思っていただいていいと思います。
まずはこれを頭に入れておいてください。


2.A’を理解する。

よく言われるのが、この主張(A)をきちんと押さえるということでしょう。
もちろんそれも大事なのですが、それと同じぐらい大事なのはA以外=A’をきちんと把握するということです。

A’には、3つのパターンがあります。

 

①イコール関係 A=A’ 
この場合A’は具体例、筆者の体験、または引用などです。
例えば、「一般的に男は女より力が強い」という主張をしたい場合、具体的に男が筋力的に力の要る場面で女性を助けた例など出したりすれば説明できます。
これは主張を具体例やデータを用いて説明し、説得力を増す論理構成であるといえます。

 

 

②対比関係 A⇔A’
主張(A)と対比させるものを用いたり、反対意見を持ちだしそれを反対したりすることでより自分の主張を際立たせるという方法です。
例えば、日本のことについて言いたければ西洋やアメリカのことも持ちだして対比関係で見たり、反対意見の人の言葉を引用したりということがあります。

 

 

③因果関係 A’→A
これは説明としては一番分かりやすいですが、主張Aに対して、なぜそう言えるかを述べる場合です。例えば「最近の若者は運動能力が落ちている」という主張には、全国のスポーツテストなどのデータを持ちだしたら説得力が増します。

 


3.Aを軸としながらA’を意識して読む。


こういう風に、文章はAとA’によって構成されているのです。
そして文章の中でも一段、抽象度の高いものがAになりやすい。

そして重要なのが、A’をA’だと意識すること。

 

そこは言ったら、肉付けの部分であって、論理の軸は主張(A)なのです。Aを把握してしまえば、A’がなぜそこに書かれているかが分かるので、論理を追いやすい。

また逆に、たとえばよくある、冒頭に筆者の体験などが書かれている文章では、それはAに繋がる文章だなと思いながら、Aを探せるので、筆者の主張もとらえやすい。
やみくもにA探しだけしても、論理的に文章を読めないということです。

 

しかし、上で見た通り、そのパターンは複雑なものではなく、非常に単純なもの

こういったことが理解できて、意識して読めるようになれば誰でも論理的に文章を読むことができるようになります。

 


4.とは言え実践が大事

ここまで論理的に読むその抽象的な内容を語ってきました。

しかし、これを読んで実践できるわけはありません。

おすすめするのはやはり出口さんの参考書を実際にこなして、出口さんの読み方を習得すること。

さらにそれを身につけた上で実際に本を読んでいくこと。

 

以下、練習におすすめの本を挙げておきます。

 

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私がはじめに手を付けた参考書です。ゼロスタートから論理力を丁寧に身につけさせてくれます。

この2冊をしっかりこなせば、論理力を十分理解することはできます。

 

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レベル別問題集は1~6まであります。理解した論理力を実践を通して、身につけていきましょう。

実践のためには、受験現代文を解くのがもっともよいと出口さんは言います。

大学受験の問題はきちんと論理を追えているかを問う問題が大半だからそうです。

実際、問題形式にされた方が、自分が論理を追えているのかどうか、きちんと判断できるので、練習には持ってこいです。

 

 

こういったことを通して、私は論理力を身につけました。

冒頭でも述べた通り、これを身につけておくと、いざ自分で文章で書こうと思ったときも、論理がきちんと通っているかを意識して書くので、書き方が変わったように思います。

 

急がば回れ。確かな力を地道につけることが、その先の飛躍に役立つのだと思います。

 

是非参考にしてみてください。

 

 

おいしんご