おいしんごがそれっぽく語ってみた

四国の真ん中、高知県本山町の役場で林業担当をしています。森林のこと、環境のこと、社会のことなど、日々学んだことや考えたこと、感じたことをそれっぽく語っていきます。

思い出したあの日々

思い出したんだ

 

あのときの、怒り、悲しみ、戸惑い

 

教室で、ワケもなく吐き気をもよおしたこ

抗う何かも分からずただただ頭を掻きむしったこ
他人の陰口に悲しみ、興奮のあまり出た鼻血
辞めてしまった部活
放課後の教室で蹴り飛ばした机
それまで積み上げたぼくがフタをした行き場のない叫び

 

挫折というにはあまりにも贅沢な状況で
だけどとにかく何かが心を引き裂いていた
学校に行く意味、生きている意味
教師、権力、ルール、真面目さ、正しさ、承認欲求、成績、責任

 

正しさを振り乱し、押し付けてくる強権的な教師が最大の敵だった。

 

ベッドの中で丸まって、大音量で音楽を聴いて、自分の中に確かなものを見つけたかったあの日々

 

あれからもう7年にもなるか

 

先には進めているし、考え方もそれなりに緩やかにはなってはいるけど、その泥濘から出られたようには思えない。
まだまだ足は重く、胸を張れる人生なんかじゃない。
そんなときが、いつ来るのか、いつか来るのか、ぼくには分からない。

 

思い出したあの時の、怒り、悲しみ、戸惑い
それらはもうリアルに感じられないぐらい思い出になってしまったけど、そう感じていたこと自体は忘れないでいたい

 

 

おいしんご