最近話題の森田真生『数学する身体』(新潮文庫)を読了した。最年少で小林秀雄賞を受賞した作品ということで、本屋でも大々的に紹介されている。
今回は、それを読んで思い出した様々を書きなぐりたい。
続きを読む11/24,25に開催された森林生産システム研究会に参加してきた。
森林生産システム研究会が主催(共催:森林利用学会)する当研究会は、今年で22回目だそうだ。全国各地の現地研修と議論の場、という形のようである。
22回目の今回は徳島県三好市が会場であった。位置としてはぼくが住む本山町の隣の隣で、会場までも車で一時間と比較的近くなのもあって、参加させていただいた。
森林生産システム学は、大きくまとめると林業工学の分野に含まれるもので、森林政策や林業経済学を専門にしていた自分(学部卒で偉そうに言うな←)としては、ディスプリンの違う場に行くのは少し緊張するなぁという気持ちだった。
しかし、詳しくは後述するがそれほど専門的というよりは、林業もしくは森づくりという大きな論点に対して、森林生産システムの思考がどのように働いていくか、という風な広い論点提示がなされたので個人的には話に入っていきやすく、興味深い議論が聞けたように思う。
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思い出したんだ
あのときの、怒り、悲しみ、戸惑い
教室で、ワケもなく吐き気をもよおしたこと
抗う何かも分からずただただ頭を掻きむしったこと
他人の陰口に悲しみ、興奮のあまり出た鼻血
辞めてしまった部活
放課後の教室で蹴り飛ばした机
それまで積み上げたぼくがフタをした行き場のない叫び
挫折というにはあまりにも贅沢な状況で
だけどとにかく何かが心を引き裂いていた
学校に行く意味、生きている意味
教師、権力、ルール、真面目さ、正しさ、承認欲求、成績、責任
正しさを振り乱し、押し付けてくる強権的な教師が最大の敵だった。
ベッドの中で丸まって、大音量で音楽を聴いて、自分の中に確かなものを見つけたかったあの日々
あれからもう7年にもなるか
先には進めているし、考え方もそれなりに緩やかにはなってはいるけど、その泥濘から出られたようには思えない。
まだまだ足は重く、胸を張れる人生なんかじゃない。
そんなときが、いつ来るのか、いつか来るのか、ぼくには分からない。
思い出したあの時の、怒り、悲しみ、戸惑い
それらはもうリアルに感じられないぐらい思い出になってしまったけど、そう感じていたこと自体は忘れないでいたい
おいしんご