おいしんごがそれっぽく語ってみた

四国の真ん中、高知県本山町の役場で林業担当をしています。森林のこと、環境のこと、社会のことなど、日々学んだことや考えたこと、感じたことをそれっぽく語っていきます。

思い出したあの日々

思い出したんだ

 

あのときの、怒り、悲しみ、戸惑い

 

教室で、ワケもなく吐き気をもよおしたこ

抗う何かも分からずただただ頭を掻きむしったこ
他人の陰口に悲しみ、興奮のあまり出た鼻血
辞めてしまった部活
放課後の教室で蹴り飛ばした机
それまで積み上げたぼくがフタをした行き場のない叫び

 

挫折というにはあまりにも贅沢な状況で
だけどとにかく何かが心を引き裂いていた
学校に行く意味、生きている意味
教師、権力、ルール、真面目さ、正しさ、承認欲求、成績、責任

 

正しさを振り乱し、押し付けてくる強権的な教師が最大の敵だった。

 

ベッドの中で丸まって、大音量で音楽を聴いて、自分の中に確かなものを見つけたかったあの日々

 

あれからもう7年にもなるか

 

先には進めているし、考え方もそれなりに緩やかにはなってはいるけど、その泥濘から出られたようには思えない。
まだまだ足は重く、胸を張れる人生なんかじゃない。
そんなときが、いつ来るのか、いつか来るのか、ぼくには分からない。

 

思い出したあの時の、怒り、悲しみ、戸惑い
それらはもうリアルに感じられないぐらい思い出になってしまったけど、そう感じていたこと自体は忘れないでいたい

 

 

おいしんご

 

初めて村上春樹を読んだ感想 

 

初めて、村上春樹作品を読んだ。
兄貴が読んで、面白かったからと貸してくれたから読むに至ることになった。

 

特に毛嫌いしてたわけではなかったけど、山登り好きが案外富士山に登ったことがないように(実際ぼくは登ったことがない)、読書好きを名乗っているぼくはかの村上春樹をこれまで読んだことがなかった。

 

読んだのは『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』(新潮文庫)だ。
谷崎潤一郎賞受賞作でもあり、村上春樹の代表作の1つだ。本屋でタイトルはよく見かけていたからその存在はぼくも知っていた。

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”よさこい”は高知の文化だ! 参加して実感したこと

2017年夏、23歳にして初めてよさこいに参加しました。

 

参加チームは移住地域本山町のチーム、「本山さくら」です。

詳細は、協力隊ブログの方に書きました。

よさこい祭りに参加します! – 本山町地域おこし協力隊

 

高知出身者ではありながら、これまでよさこいとはほとんど縁のない高知生活でした。

高知にいたのは浪人までの19年間でしたが、チームに参加するどころかチャリンコで行ける距離なのに見に行ったこともほとんどなかった。

浪人時期に、高校の友達とかが出ててそれ見に行ったぐらい。

 

まあ知ってる人が出てないと見てもなんだかなーってかんじだったし。

暑いし、人は多いし、音はすごいしで。

テレビの中継なんか見ても、よくこんなことするよなーとちょっと白けた感じ。

高知のよさこいってのを、全然知らずに高知を出たわけです。

 

 

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高知生まれ高知育ちのぼくが分からなかった本山で使われているある言葉

田舎へ移住した際に、多くの人が困るであろうことに、方言があります。


人によりますが、高齢の方が話す言葉は方言がきつく、独特な表現などが出てくると意味が通らなかったりするシュチュエーションがあるようです。

ぼくが移住した本山町も例にたがわず、土佐弁(高知弁じゃないよ)が使われていまして、地元の人たちの中にはかなり濃い土佐弁を話す人もいます。

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本山町に移住して10日、こんな生活してます。

高知県は本山町に地域おこし協力隊として移住してから10日ほど、仕事が始まってから一週間ぐらいとなりました。

 

様々な環境の変化にも何とか耐えて、楽しく過ごしています。

 

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